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2025年12月16日

Speechify、Robinhood創業者兼CEOのヴラッド・テネフ氏を新たな投資家に迎える

Speechifyは、Robinhoodの創業者兼CEOであるヴラッド・テネフ氏が新たに投資家として参画したことを発表します。

Speechifyはこのたび、Robinhoodの創業者兼CEOであるヴラッド・テネフ氏を投資家としてお迎えすることになりました。

Robinhoodは、手数料無料の株取引をはじめ、直感的で分かりやすいプロダクトデザインに注力し、人々の金融情報との付き合い方を大きく変えたことで広く知られています。Robinhoodのアプローチにより、何百万人もの人々にとって金融市場がぐっと身近でわかりやすい存在となりました。そのデザインワークは業界でも高く評価されており、WWDCではApple Design Awardも受賞しています。

Speechifyにおける重要ワークフローとしての金融分野

金融は、現在Speechify上で最も重要なプロフェッショナルワークフローの一つとなっています。ユーザーは10-K、S-1、有価証券報告書や決算説明会のトランスクリプト、その他の長文の金融ドキュメントを効率よく読み進めるためにSpeechifyを活用しています。こうした資料は従来、何時間もかけて集中して読む必要がありました。

Speechifyを使えば、ユーザーは金融レポートなどを音声で聴くことができ、再生速度も自在に調整できるほか、重要な箇所をハンズフリーで振り返ることも可能です。これにより、通勤中やマルチタスク中、会議準備の最中でも、いつでも手軽に最新情報をインプットできます。

読みから書きへ―音声入力によるディクテーション

Speechifyは聞くだけではありません。音声入力ディクテーション機能は、ユーザーが複雑な情報を読んだあと、それをどのように活用するかまでサポートします。専門家はディクテーションでノートを録音したり、要約を作成したり、分析のアウトラインを整理したり、メールを書いたりしています。これらはGoogleドキュメントやGmail、Slack、デスクトップアプリケーションなどで、直接利用できます。Speechifyが話し言葉をリアルタイムで文字起こしし、内容を洗練してくれるため、自然な会話の感覚のまま入力でき、「読解」から「書き出し」までのハードルを下げてくれます。

このワークフローは、金融レポートや決算説明会のトランスクリプト、規制当局への提出書類などの複雑なドキュメントを扱う際に特に有用です。ユーザーは資料を聴きながら一時停止し、その場で考えや疑問を音声入力することで、ツールを切り替えることなく集中力を保ったまますぐにアイデアを記録できます。音声タイピングなら、デスクトップでの作業時はもちろん、外出先でひらめきを残したいときなど、デバイスを問わずに活用できます。

Speechifyは今後も音声AIアシスタントとして進化し、単なる受け身のリスニングやライティングにとどまらず、ユーザーがドキュメントに対して要約や主要なリスク、注目点、特定の詳細などを問いかけ、その場で回答を得られるようにしていきます。テキスト読み上げ音声タイピングによるディクテーション、そして対話型の音声ツールが組み合わさることで、専門家による情報のレビューから次のアクションまでを、よりスムーズかつ効率的にします。

Speechifyはヴラッド・テネフ氏を投資家としてお迎えできることを光栄に思い、今後も複雑かつ重要な情報を扱うプロフェッショナルを支える音声ベースのツール開発に取り組んでまいります。