「ボイスAPI」には2つの意味があります。テレフォニー系のボイスAPI(Twilio、Vonage)は、インターネット経由で電話の発信・着信・ルーティングを行います。一方、音声AI APIは音声の生成や認識を担います。具体的には、テキスト読み上げ(TTS)、音声入力(STT)、対話型音声エージェントなどです。 必要なのが通話機能なのか、音声の生成・理解なのかで選ぶべきAPIは変わります。実際の製品では、この2つを組み合わせて使うケースも少なくありません。
「ボイスAPI」の2つの意味
- テレフォニー/VoIP API(Twilio、Vonage、Plivo):通話の発信、ルーティング、会議、録音、SMS対応などを担い、人と人、または人とシステムの音声のやり取りを支えます。AIによる音声生成や発話理解の機能は含まれません。
- 音声AI API(SpeechifyAI、ElevenLabs、Deepgram、Google):音声の生成や認識(テキスト→音声、音声→テキスト、対話型エージェント)を行いますが、電話を発信する機能はありません。
現在の電話サービスの多くは、テレフォニーAPIで通話を処理し、音声AI APIで音声合成や認識を行う形で、両者を組み合わせて利用しています。
音声AI APIの3つのタイプ
音声AI APIの選び方
- 音声品質。 TTSはデモだけで判断せず、Artificial Analysis TTSリーダーボードのような第三者指標で比較しましょう。SpeechifyAIは(2026年7月時点)第1位です。
- 遅延。 リアルタイムの音声エージェントでは往復1秒未満が求められますが、一括文字起こしではそこまで厳密でない場合もあります。
- 料金体系。 TTSは文字数課金、STTや音声エージェントは分単位課金が一般的です。音声エージェントでは、STT・LLM・TTSが一体型か、個別に従量課金されるかも確認しましょう。料金の詳細はこちら。
- 対応言語。 提供したい言語で、十分な品質が出るかを確認しましょう。
SpeechifyAIの位置づけ
SpeechifyAIは音声AIプラットフォームであり、テレフォニーサービスではありません。主な提供内容は次のとおりです。
- 第1位評価のテキスト読み上げ(Simba 3.2、Artificial Analysis、2026年7月時点)を100万文字あたり$6〜$10で利用可能。
- バンドル型の音声エージェント(STT+LLM+TTSを統合したAPI)を1分あたり$0.068〜$0.075で提供。追加の通過課金はありません。
- 遅延は約300ms、対応は30言語以上、音声は1,500種類以上。
実際の通話機能が必要な場合は、TwilioなどのテレフォニーAPIと組み合わせて利用してください。
SpeechifyAIはSpeechifyの開発者向けプラットフォームであり、一般消費者向けのSpeechifyアプリとは別サービスです。
関連ガイド
始め方
無料のSpeechifyAI APIキーはspeechify.aiで取得できます。SDKはこちらから確認でき、pip install speechify-apiまたはnpm install @speechify/apiでインストールできます。

